一日葬とはどんな葬儀方法のことか?

一日葬とは家族や親戚など限られた参列者だけで行う葬儀方法のことで、お通夜をせずに、火葬と同日に告別式を行う従来とは異なる葬儀方法のことです。

 

一般葬や家族葬でも、お通夜と葬儀・告別式に分けて二日間で行うお葬式を1日で行ってしまうことで費用的にもかなり節約することができます。

 

費用面のメリットだけではなく、参列者への負担も時間的拘束も少ないので、参列者の負担も軽減できる葬儀方法として注目されています。

 

火葬式や直葬では親族や兄弟の同意が得られない場合でも、一日葬にすることで理解を得やすくなりますので、シンプルなお葬式を望む人にも人気になっています。

 

一日葬を行う場所はどこか?

 

一日葬とはどんな葬儀方法のことか?

 

一日葬を行う人が選ぶ場所は、

 

  • 小さめの葬儀場
  • 小さめの斎場

 

一日葬のプランには葬儀場の利用料が含まれている葬儀社も多いので、葬儀場や斎場で行います。

 

葬儀社からは司会スタッフと運営スタッフも派遣されてきますので、一日葬と言えども、しっかりとした斎場で告別式を行うことができます。

 

家族葬なら自宅や家族葬専用の斎場などを選ぶ人もいますが、一日葬の告別式は一般葬に近いものだと考えておくとよいでしょう。

 

一日葬の流れは?

 

一日葬の流れは一般葬で行うことの多くを1日に集約して行うお葬式だと理解すると良いでしょう。

 

ご遺体の搬送・安置

 

一日葬をする場合でも、死亡が確認されてから24時間はご遺体の保管を行うことが必要ですので、病院ないし自宅から安置場所に搬送します。

 

最初から一日葬の申込みを行っておけば、死後30分〜1時間ほどで寝台車で迎えに来てもらえ、専用の安置場所まで移動してもらえます。

 

病院紹介の葬儀社に搬送を依頼すると、その分の搬送費がムダになり、搬送中の車内で葬儀の営業を受けることになるのであまりおすすめできません。

 

納棺の儀式を行う

 

葬儀会社の人が中心になって納棺してくれますので、この段階でお坊さんを呼ぶ必要はありません。

 

当サイトで紹介している格安葬儀紹介サービスで実施する一日葬の場合は、納棺に必要なお棺や仏衣一式、納棺布団や関係各所への手続きも含めた費用が定額プランに含まれています。

 

納棺の流れは、湯灌(体や髪を清める儀式)→死化粧(遺体の髪や顔を整え、女性は薄化粧)→死装束への着替え→故人の愛用品などを副葬品として棺に入れて終了します。

 

告別式・式中初七日

 

故人を安置場所から葬儀場に搬送してもらい、葬儀場で告別式と式中初七日を実施します。

 

司会スタッフや告別式の運営スタッフも定額プランに含まれており、通常の告別式と同じように故人とのお別れを行うことができます。

 

出棺・火葬

 

火葬場まで故人を搬送して火葬をします。

 

ほとんどの場合、葬儀会社のスタッフが火葬場まで故人をお運びし、火葬場で家族と待ち合わせて火葬を行います。

 

火葬にかかる時間は約1時間。その後、収骨を行って一日葬が終了します。

 

定額プラン以外で行う場合は、火葬後に「初七日の繰り上げ法要」を行う場合もあるでしょう。

 

一日葬のメリットは?

 

一日葬を行うことでどのようなメリットがあるのか?

 

一日葬のメリットが分かれば、なぜ一日葬を選ぶ人が増えているのかという理由もわかりますし、今回の葬儀で一日葬を選ぶべきかを判断することもできるでしょう。

 

お葬式に関する費用を安くすることができる

 

一日葬は本来二日間にわけて行うお通夜、葬儀・告別式を1日で終わらせてしまう方法なので、しっかりとした葬儀を行いつつも費用を安く抑えることができます。

 

お通夜の際の通夜ぶるまいの費用を抑えることができるのも、一般葬と比較すると葬儀費用が安くなる理由のひとつ。

 

ただ葬儀式場に祭壇を飾る場合には、設営とご遺体の安置は前日に行いますので、会場費についてはやはり二日間の使用料がかかる場合もあり、葬儀費用が半額なると考えないほうが良いでしょう。

 

1日だけで済むので参列者の負担が少なくて済む

 

通常のお通夜、葬儀・告別式という流れだと親族等の参列者は二日間の参列が必要になるので、お葬式自体が負担になることがあります。

 

参列者が高齢者の場合や、遠方に住んでいる人の宿泊費などの負担が軽減されますので、参列者にもメリットがあるでしょう。

 

仕事がらなかなか休みを取れない人も一日葬なら、当日だけ有給を取得すれば参列できるので、忙しい現代人にはマッチした方法かもしれません。

 

遺族の精神的、身体的な負担も少なくて済む

 

一般葬をすると喪主や遺族は、様々なことが数日の間で起こるので、心身ともに疲弊してしまいます。

 

しかし一日葬にすることで、身体的負担も精神的負担も軽減されますので、遺族も負担を少なくしつつ、故人とのお別れをすることができます。

 

一般葬よりも簡素化して一日で行うので、経験豊富なスタッフがサポートすることで、喪主の負担も少なくて済みます。

 

火葬式や直葬では納得できない親族も一日葬なら理解を得やすい

 

故人がシンプルな葬儀を希望していた場合、火葬式や直葬を選ぶことが多いですが、親族の中にはそれでは葬儀ではないと納得できない人もいます。

 

しかし一日葬は、お通夜をなくして簡素化しているものの、形式的には普通の葬儀なので、そういった人でも理解を得やすいという特徴があります。

 

家族葬と一日葬では一日葬の方がより一般葬に近いと理解しておくと良いでしょう。

 

一日葬のデメリットは?

 

一日葬をすることで起こるデメリットとは?

 

一日葬を選んだことで起こるデメリットも知った上で、本当に一日葬があっているのかを考えることも大切です。

 

故人とゆっくり時間をかけたお別れはできない

 

一日葬は2日間で行うことを一日で行うために、11時や12時ごろから始めることが多く、日中に学校や仕事で参加できない人も出てきます。

 

また身内だけで一日葬を行ってもお通夜のように故人とゆっくり過ごす時間もないので、その点は予め理解しておきましょう。

 

自宅で遺体を安置する場合は、一日葬の前日までに故人とゆっくりお別れする時間を作って、後で後悔しないようにしてください。

 

お寺や参列者に反対されることもある

 

一日葬はまだまだ新しい葬儀スタイルなので、一日で全て行ってしまうことに違和感を覚える人もいるでしょう。

 

特に仏式のお葬式は、お通夜・葬儀・告別式という一連の流れで行うのが一般的なので、葬儀に関わる人の理解を事前に得ることも必要です。

 

菩提寺の決まっている人の場合は、事前にお寺に相談しておくと後々のトラブルを回避できると思います。

 

一日葬がおすすめな人は?

 

一日葬がおすすめな人は?

 

一日葬にはメリットもデメリットもあることがわかったと思いますし、その比較をしたことで、一日葬が向いているか判断できた人もいるかもしれません。

 

一般的に一日葬がおすすめな人は、

 

  • 費用をかけずにお葬儀を行いたい
  • 費用を抑えてもちゃんとした形式の葬儀をしたい
  • 故人がこじんまりとしたお葬式を望んでいた
  • 参列者に高齢者や遠方に住んでいる人が多い
  • 参列者に高齢者が多く葬儀に参加するのが大変
  • 故人が亡くなる前に一日葬を希望していた

 

一日葬はまだまだ新しい葬儀スタイルなので、十分に理解していない人もいますが、忙しい現代人にはマッチした方法です。

 

家族葬では香典も不要ですが、一日葬は普通の葬儀なので香典をもらって、それで葬儀費用の一部を賄うこともできます。

 

ただ菩提寺の理解を得られないとお墓に入れないこともありますし、経験や知識の豊富なスタッフのいる会社に依頼したほうが良いのは間違いないでしょう。

 

そうすることで、事後に起こるトラブルの予防や対策もしっかりできるはずですので、葬儀社選びもしっかり行ってくださいね。

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